ゾンビの妹が欲しい

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 02:27:40.70 ID:LxtJBkbm0
妹「コンビニ行ってくるねー!」 
俺「おい!待て待て!」 
妹「むー?」 
俺「今日暑いからやめとけって!」 
妹「だって暇だもん゙」 
俺「お前どこで脚が取れて歩けなくなるかわかんねーだろ……」 
妹「ゔぅ〜……ぢゃあオニーチャン゙遊ん゙でよ〜」 
俺「臭いからやだ」 
妹「……ぐすっ……いいもん゙……もゔいいもん゙……」 
俺「うそうそ」 
妹「ほん゙と?」 
俺「うそうそ」 
妹「どっちだよぅ゙……」 
俺「どっちでしょー」 
妹「オニーチャン゙のばかばかばかばか!!」 
ぽかぽかぽか 
俺「いてってったっ」 
ぶちん 
妹「はぅ゙〜手ー取れたー……」 
俺「暴れるから くっつけるから待ってろ」 
妹「ごめん゙ねオニーチャン゙……」 


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 02:36:20.72 ID:LxtJBkbm0 妹「ゔぇ〜んオニーチャン゙〜」 俺「なんだうるさい」 妹「おなかのナカミでちゃったよ〜……」 俺「またかよ!」 妹「ゔぅ〜……」 俺「なんか最近多すぎじゃないか?」 妹「……ゔん゙……」 俺「何かしてるのか?」 妹「……れ」 俺「ん?」 妹「筋トれ……」 俺「……」 妹「……」 俺「はい 全部入ったぞ」 妹「ありがとオニーチャン゙……」 俺「まあ、頑張れ」 妹「ゔん゙……いっぱい頑張ってすぐに手ー取れたりしないようにするから……」 俺「身体もつのかよ……」
17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 02:44:16.24 ID:LxtJBkbm0 妹「オニーチャン゙お風呂湧いたー」 俺「ういうい」 妹「ねーねー」 俺「んー?」 妹「たまには一緒にお風呂入りたいよぅ゙」 俺「……まじで?」 妹「だめ、かな? やっぱりお風呂汚くなっちゃうよね……」 俺「そうじゃなくて……そうだけど……」 妹「ぁ゙ゔ〜……」 俺「年齢的にまずいだろ……俺ももう大人の男だし お前何歳だっけ」 妹「えいえん゙のじゅうさん゙さい……」 俺「えいえん゙のじゅうさん゙さいかー」 妹「一緒に入っていーい?」 俺「だめ」 妹「ゔぅ゙……」
24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 02:52:45.92 ID:LxtJBkbm0 妹「ゔーぴー」 俺「どうした 暑さで頭壊れたか」 妹「ゆん゙とぅ゙あ ぽれぽれ」 俺「大丈夫か?」 妹「ん゙〜ん゙〜ぁん゙〜 ぷぃ〜」 俺「……」 妹「ぬ゙っ!!ぬぬぬぬぬ゙っ!!」 俺「脳味噌出てる……」 妹「ぬん゙ぬ!ぬん゙ぬ!」 俺「もどしもどし」 妹「……っ!……っ!」 俺「これでよし」 妹「……」 俺「……」 妹「あ゙ーあ゙ーてすとちゅぅ゙〜てすとちゅぅ゙〜」 俺「治った?」 妹「……」 俺「……」 妹「………………なにが?」 俺「なんでもない」
44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 03:05:55.68 ID:LxtJBkbm0 妹「♪゙〜」 俺「なにをしてる?」 妹「朝だから起こしにきたよー」 俺「ありがとう」 妹「いたしまして」 俺「どいてくれ」 妹「うん゙ よいしょっ」 俺「……」 妹「ぅ゙あっ!!」 ずるっ ぶつんっドシャアッ 妹「ん゙ぅ゙〜」 俺「手も脚も出ないとは正にこのこと」 妹「朝から張り切りすぎたー」 俺「ばか」 妹「ごめん゙なさい」 俺「……なんか焦げ臭くね?」 妹「…………たまごやき!」 俺「火!火切る!」 ドタドタドタ 妹「おいてかないでー!」 ずるずるずる   どちゃっ 妹「あ゙ぅ゙っ」
66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 03:17:09.79 ID:LxtJBkbm0 妹「さいきん物忘れが激しいん゙です」 医「ほぅ」 妹「気付いたら手とかどこにやったか忘れてるん゙ですぅ゙」 医「それは大変ですね」 妹「悪いびょーきでしょーか?」 医「もう少しお話聞かせてください 最近あまり寝てないとか?」 妹「えーっと……基本的に寝ないです」 医「じゃあ夜は何をしてますか?」 妹「食べてます」 医「ん?」 妹「食べてます」 医「あぁ 成る程そうですかー」 妹「やっぱりなん゙か普通の人には気付き肉いびょーきでしょーか?」 医「ただの風邪ですね おくすり出しておきます」 妹「ありがとうございますぅ゙〜」 ガラガラ ガラガラ バタン 医「もう適当でいいや」
81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 03:29:22.64 ID:LxtJBkbm0 俺「あ゙ぁ゙〜」 妹「オニーチャン゙もゾンビになったのー?」 俺「いや、なんか起きてから熱っぽい……頭がぐらぐらする」 妹「首の骨大丈夫?」 俺「生きてるから多分大丈夫」 妹「ふーん゙」 俺「薬飲んで寝てるわ」 妹「オニーチャン゙のお役立ちになりたい!」 俺「じゃあ氷持ってきてくれ……」 妹「冷やすのがいいの?」 俺「うむ……」 妹「オニーチャン゙オニーチャン゙」 俺「んぁ゙ー?」 妹「氷なかったー……」 俺「そうか まあいいよ」 妹「代わりに一緒に寝てあげる!」 俺「なんでだ……」 もそもそ 妹「どゔ?」 俺「……冷たい」 妹「オニーチャン゙の役に立てた?」 俺「…………あぁ……」
95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 03:47:06.38 ID:LxtJBkbm0 俺「今日は一段と暑いので、この冷房ルームから出てはダメだ!」 妹「え゙ー」 俺「監禁する!」 妹「ひぅ゙!」 俺「大人しく本でも読んでなさい」 妹「オニーチャン゙はー?」 俺「寝る」 妹「おやすみー」 ピンポーン 妹「オニーチャーン゙!」 ピンポーン 肉「宅配便でーす」 妹「寝てるのー!?ゔぅ゙〜……まあ玄関までならー」 ガチャ 妹「暑!暑い!」 ずるずる 妹「かいだん゙〜」 ぐしゃっ ごろん 妹「あ゙ぅ゙あ゙ぅ゙っ」 ごろごろごろどすんぶちっごろごろぐぢゃん 妹「ゔぁ゙〜ん!オニーチャーン゙起きてー!大変なことにー!!」 俺「どうした?なんで部屋から出てる」 妹「宅配便がー」 俺「それは大変だ」
187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 04:57:13.98 ID:7x5mJflx0 妹「メダマ、メダマ……あれー、無いぞー?」 兄「何やってるんだ?」 妹「オニーチャン゛、目玉しらない? 転ん゛だときに2つともどっかいっちゃったー」 兄「目玉? どれどれ一緒に探してやろう」 妹「ありがとー」 兄「あ……」 妹「みっけた?」 兄「……踏んだらぷちゅって潰れた」 妹「ええええーーーーー!!?」 兄「なんてな……ほら、これだろ?」 妹「もー、オニーチャンのバカバカ! はめるから早く返してよー!」
188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 04:58:27.37 ID:hnWbI73y0 暇だったから勝手に作った。>>1スマソ。 俺「あ おまえ、また……」 わんわん 妹「ごめ゙ん゙なさい でも 可愛かったから゙」 俺「駄目。捨て犬拾ったら駄目ってあれほど言ったろ」 妹「おね゙がい!」 俺「駄目」 妹「ゔゔー」 俺「そんなに可愛くしても駄目なものは駄目。いいから返してきなさい」 妹「いじわ゙るー」 10分後 隣の部屋から妹の声が聞こえる……。 俺「何やってるんだあいつ……。ちょっと行って見るか」 ガチャ 妹「あゔあゔ」 わんわん 妹「ちょ やん そんなところ舐めない゙で 色んな゙もの゙が 色んな゙ものが出ちゃゔ 皮膚とかはがれ゙ちゃゔから゙あ゙」 俺「……やれやれ」
205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 05:07:55.56 ID:0XwKMV7hO >>196 俺「ほれほれ〜」 妹「あ〜私の骨返してよ〜いじわる〜」 俺「あ!」 ズドン! 俺「痛てて…大丈夫か?」 妹「だい…jb…あ゙ばボ…」 俺「わ、悪い!今抜くから!」 ズポッ 妹「も〜オニーチャン゙ったら…」     なんだこれ゙('A`)
210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 05:13:58.69 ID:hnWbI73y0 妹「おにいちゃん。実はわ゙たしお゙にいちゃんのほんとうのいもうとじゃないの」 俺「な、なんだってー!」 妹「ちょっと考えれば分かる゙でしょ だって 私こんなに腐ってるし」 俺「お、俺はお前が腐ってると思ったことなんて一度もないぞ」 妹「ありがとう や゙ざしいのね」 俺「当たり前じゃないか……」 妹「私本当の妹じゃないけれど、これからも゙私のお兄ちゃんで居てくれますか」 俺「ばっ 何言ってんだ! 当たり前だろ!」 妹「ありがとう わ゙たし、うれしい……」 抱き合う二人 ヌチョッ…… 妹「あ、私の皮膚が……」 俺「全然汚くなんてないさ」 妹「おに゙いちゃん(><」 俺「……と言う夢を見た」 妹「ア゙ッーー!」
212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 05:14:51.11 ID:i1RFXi4jO 妹「おに゙ーちゃ゙んア゙イ゙スー」 俺「……ガリガリ君しかない」 妹「ちょーだい゙」 俺「だめだ、顎が外れる」 妹「他にな゛いの?」 俺「買ってくる。だけどガリガリ君食うなよ、絶対食うなよ」 妹「わ゛かった゚ー」 俺「ただいまー」 妹「お゙えはあ゜うぅ゙あ。ま゜おぶぇぇう゚」 俺「食ってんじゃん」
225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 05:24:27.23 ID:hnWbI73y0 俺「なにしてんの」 妹「ドラクエ゛ー」 俺「面白い?」 妹「う゛ん でもちょ゛っとだまってて 今真剣だから」 俺「はいはい」 しばらくして 妹「ちょ バブルスライム強っ」 俺「…………」 妹「ちょ くさったしたい くさったしたい」 俺「…………」
227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 05:27:23.19 ID:HCu7Vo6pO 妹「ねえ゛なんでアンデットって回復しでもくるじそうなの゛かな゛」 兄「…」
235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 06:01:21.03 ID:a3txlSwM0 ―今日は二人でお出かけ― 兄「わははは!もうすっかり夏だな!!」   ギャアアアアアア 妹「うん・・・」                         ひいいいいいい 兄「・・・どうした、浮かない顔だな?俺と一緒じゃつまらないか?」 うわぁあああああああ 妹「ううん!そうじゃないけど・・・」              ひょえええええええ 兄「そうじゃないけど、なんだ?」        どわああああああああ 妹「・・・だって、すれ違う人が   みんな悲鳴を上げて逃げていくんだもん・・・」 兄「なんだ?そんなこと気にしてたのか。   いいんだよそんな事は。だって、あいつらだっていずれは死ぬんだぞ?   だからおんなじだよ。気にする事ないさw」 妹「・・・うん・・・お兄ちゃん、ありがとう・・・」 兄「よしよし・・って、警察が来たな!無粋な連中め・・・よし、逃げるぞ!!」 妹「あ!ちょっと、そんなに強く手を引っ張ったら取れちゃうよぉ!」 そして、俺は妹の手を引いて走り出した、小さい頃みたいに。 妹は相変わらず可愛いし、俺はそんな妹が大好きだ。 だからこれでいいんだと、走りながら俺は思った。
241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 06:45:11.23 ID:a3txlSwM0 兄「ただいま!」 妹「あ、お帰りなさい・・・」 兄「さあ!いつものように帰宅時の抱擁を・・・   って、また浮かない顔だな?どうした?」 妹「うんと、あのね・・・もう抱き合ったりするのやめようよ・・・」 兄「何を照れる事がある!小さい頃からいつもやってる、単なるスキンシップじゃまいか!!」 妹「そうじゃなくて・・・私と抱き合った後、いつもお兄ちゃんの服が汚れてるじゃない・・・   それに臭いとかも付いてるし・・・」 兄「ほう・・・妹よ、それじゃ今度からこういうのはどうだ・・・」        チュ 妹「ちょwwwお兄ちゃん!!? 兄「落ち着け、アメリカではよくあることだw」 妹「そうじゃないってば!私、腐ってるんだよ!?」 兄「だから?」 妹「だって・・・汚いし・・・ばい菌とか・・・」 兄「なあ、妹よ。俺がお前の事を汚いとか、一瞬でも考えると思ってるのか?」 妹「でも・・・あと、もしかしたらゾンビが伝染るかも・・・」 兄「ああ、そうか。それは・・・最高だなw」 妹「え?」 兄「そうしたら、お前とずっと一緒にいられるからなw   死も二人を分かつ事は出来ない罠w」 妹「ちょ・・・」 兄「いや、もちろん性的な意味じゃない。   普通は兄妹って、結婚したりして離れ離れになったりするだろ?   でも、家の場合は違う。お前は永遠の13歳だからな。   後は俺がお前と同じになれば、小さい頃と変わらない一緒の時間がずっと続くって訳だ。   世界に1組くらい、そんな兄妹がいたっていいじゃないかw」 妹「・・・」 兄「さて、こんな照れる話はやめて飯にするか。ホラ、台所へ移動だ!!」 妹「・・・うん・・・ありがとう、お兄ちゃん・・・」
245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 06:56:49.48 ID:ao9fHXEV0 兄「たっだいまー!」 妹「」 兄「あれ、どうした?そんな所に寝っ転がって」 妹「」 兄「珍しいな、寝てんのかぁ?」 妹「」 兄「‥‥おいおいww冗談ならこれくらいにしとけよぉ〜?」 妹「」 兄「‥‥‥まじかよ」 妹「」 妹「なぁんてねっ☆びっくりした??」 兄「‥‥びっくりしたよ‥勘弁してくれ‥」
249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 07:14:46.61 ID:ao9fHXEV0 妹「ねぇお兄ちぁゃん‥」 兄「おう?」 妹「今日の金曜ロードショー‥呪恩2‥みたいんだけど」 兄「うん」 妹「一人じゃ怖くて‥お兄ちゃん‥」 兄「おkwwww」 ―鑑賞中 TV「がおー!」 妹「ひゃわ!!」 兄「(ふふ‥幾つになっても恐がりなやt‥)うおわ!!!!!!!!お前こ、こしが、抜けてる!」
253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 07:19:25.03 ID:a3txlSwM0 お兄ちゃん・・・ 早く帰って来て、お兄ちゃん・・・ ・・・ああ、良かった! お兄ちゃん帰って来た! 間に合った!! うん、そうなんだ。さっき急にね、体が崩れ出しちゃったの。 ・・・きっとね、魔法が解ける時間が来たんだよ。 って、「魔法」じゃなくて「呪い」って言った方が正しいのかなw ああ、そんなに泣かないでお兄ちゃん。ほんとは分かってたんでしょ? いつかこんな日が来るかも知れないって。 あの日突然こんな日々が始まったみたく、唐突に終わりが来るかも知れないって。 でも私ね、何も思い残す事なんてないよ。お兄ちゃんと、いっぱい楽しい思い出作ったもん。 ふたりで買い物に行ったり、お散歩に行ったり、映画に行ったり、あと、ただなんとなく家でゆっくりしたり・・・ ほんとは私、車に轢かれてそれで終わりの筈だったのに、こうやってお兄ちゃんときちんとお別れできたから、 だから私、今とっても満足して死んでいけるの。 お兄ちゃん、ありがとう。ほんとうにありがとう! ・・・って言いたいのに、お兄ちゃんに伝えたいのに、もう、口が利けないよ・・・舌も崩れ落ちちゃったみたい・・・ そうだ!せめて・・・最後は笑顔で・・・お別れを・・・ お兄ちゃん!お兄ちゃん! ・・・ねえ、私・・・うまく笑えてるかな・・・ お兄ちゃん・・・さよなら、だいすk
263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 08:07:47.67 ID:TV2aGG9qO 汚い顔してるだろ・・・ 生きてるんだぜ、そいつ
280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 11:04:01.66 ID:+Wc7DO4y0 妹「お兄ちゃん、お腹空いたー」 兄「あー、冷蔵庫に何にもないな・・・ちょっと何か買ってくるから待ってろ」 妹「うんー」 兄「・・・絶対に何も喰うなよ」 妹「分かってるよー」   10分後   兄「ただいまー」 妹「かゆ・・うま・・・」 兄「orz」
285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 11:36:31.11 ID:i1RFXi4jO 俺「妹よ、『腐っても鯛』って諺知ってるか?」 妹「なに゙それ?」 俺「腐っても鯛。……鯛は高級魚だな。それが腐っても高級魚に変わりはない。 だからお前がどれだけ腐っても、俺の妹であることは変わらないってことだ」 妹「………………………………お゙にーちゃん」 えんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁいぁぁぁぁぁぁぁぁあ
290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 11:58:07.14 ID:7x5mJflx0 男「……」 妹「どーしたの、オニーチャン゛?」 男「……つんつん」 (ぷにぷに) 妹「わひゃぁっ!?」 男「おお、柔らかい」 妹「や、やめてよオニーチャン゛、そこは特別敏感なんだから……」 男「悪い悪い……つい触ってみたくなってな」 妹「もおー、割れた頭蓋骨の間から前頭葉をつっつくなん゛て、他の人相手だったらセクハラだよ!」 男「おまえ以外にはやらないから大丈夫だ……それより、もう一回触っていいか?」 妹「……むー、オニーチャンのエッチ……」
298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 12:14:23.59 ID:m+jRkOMm0 妹「ぁ・・・ん゛・・・らめらょぉ゛・・・・・」 男「ここが気持ちいいんだろ?」 妹「うん゛・・・ぁ・・・・そんな所汚い・・・・」 男「汚くなんかねーよ!」 妹「ヴ・・・・・イグ・・・・いっぢゃう゛!」 ドボドボ
322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 13:44:15.54 ID:rDmCu81e0 ……… …… … 俺「ん?あ、あれは!!!『死体』が歩いてやがるッ!!!!」 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ ゾ「オニイチャン゙〜いまそいつ殺すから」 ?「お、おい!その人は無関係だ!!!やめろ!!!」 ゾ「オニイチャン゙どいてそいつ殺せない゙」 ?「おいアンタ、俺の事はいいから今のうちに逃げるんだ!!」 俺「ひぃぃ!!あ、ありがとうございます!!!!」 …… …
335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 14:32:42.58 ID:LxtJBkbm0 ごとんぎゅう ごとんぎゅう 妹(満員電車って苦しいよぅ゙……) ぬるっ 妹(ん゙ぇ?) ぬちゃっ 妹(お、おおお尻にぬるぬるしたのが!これってまさか……まさか!) ぬりゅぬりゅ 妹(怖いけど……「痴漢です!」っていわなきゃめーだよ!めっ!) ぷにぷに 妹「ぅ゙〜」 ガッ 妹「こっここ、この人痴漢ですぅ゙!!!」 ばっ ずるずるずるずる 妹「……」 肉「……」 妹「すいません゙〜自分のおなかのナカミでしたぁ゙……」 肉「ひーぃ!!」 妹「すごく恥ずかしかったよぅ゙〜みん゙なにナカミみられたぁ゙〜」 俺「今度からオニーチャンと一緒に乗ろうな……」 妹「オニーチャン゙がいれば痴漢さん゙なんて怖くないね!」 俺「そっちじゃなくてお前の身体が超心配」
338 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 14:48:39.22 ID:LxtJBkbm0 妹「オニーチャン゙お買い物いこお買い物ー」 俺「やだよ暑い」 妹「いこーよーいこーよー」 俺「こんな暑い中どこにいくんだよ」 妹「服買いにいこっ服!」 俺「やだ」 妹「なん゙でー?お店は涼しいよ〜」 俺「お前が試着したの全部買わないとダメだからな」 妹「あぅ゙」 俺「財布が涼しくなる」 妹「……」 俺「……」 妹「それってやっぱりわたしが汚いからだよね……」 俺「ちゃうねん」 妹「ごめん゙ねオニーチャン゙……」 俺「……お前が着た服を他のやつに触らせたくないからだよ」 妹「Deathよね!」 俺「うむ!」 妹「じゃあいこっ」 俺「暑いからやだ」
344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 15:19:33.13 ID:RzqP7gEs0 ―いつもと同じ事が、いつもとちょっとだけ違う。 ・・・ただそれだけの事なんだ― 妹が交通事故で死んだ。まだ十三歳だったのに。 俺は妹が大好きだったから、その事を知った瞬間、本当に世界が灰色に見えた。 轢いた奴を殺そうとも思ったが、それで妹が帰って来る訳じゃないと思うと実行する気になれなかった。 頭も体も完全に「止まって」しまっていた。 何もかも嫌になっていた。嫌だと思う事すら嫌だった。 そして、バカみたいに、あるはずのない事ばかり考えていた。 妹が帰ってくる事を。 そしたら・・・ あいつ、本当に帰って来た。いつもみたいに。 あいつが玄関をあけて入ってきた時、親父は真っ青になって絶句して、お母さんは卒倒した。 だってあいつったら、生きてた時のままの姿・・・じゃなくて、死後数日たってからの姿で帰ってきちゃったんだw 頭が割れてて、眼も飛び出してたし、内臓も見えててしかも虫がわいていた。 ・・・正直、かく言う俺すら最初はどうしていいのか分からなくなったね。 それまでとは別の意味で思考が止まってしまって、頭のどこかでこれが夢なんじゃないかなんて、ぼんやり考えてた。 そしてとにかく時間が過ぎて、そしたらあいつ、泣き出しちゃったんだよな。 345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 15:19:52.74 ID:RzqP7gEs0 そこまで来てやっと俺は思い出したんだ。俺がするべき事を、俺がしたかった事を。 だから俺は妹に言ってやった。 「おかえり、ずいぶん遅かったじゃないか。心配したんだぞ。それにしてもずいぶんユニークな格好で帰ってきたなw  ・・・じゃ、とりあえず一緒に風呂に入ろうか? なんだよ、変な顔して、兄妹なんだからいいじゃないか!  え?虫?なあに、そんな物お湯で流せば取れるに決まってる・・・てか、俺が取ってやるよ。  昔、お前の頭を洗ってやったみたいに、優しく取ってやるから心配しなくていいぞ、妹よ!  ・・・って、おいおい、ここは泣くところじゃないだろう?お前も俺の妹なら、ツンデレっぽく対応するとか、それなりに萌える反応をだな・・・」 ここまで言ったとこで、妹はやっと笑ってくれた。 ・・・ああ、やっと取り戻せた。俺の、一番大切なもの。 そして、その日からいつもとはちょっと違う、俺と妹のいつもの日常が始まった。 これは、ただそれだけのことなんだ。
348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 15:28:15.48 ID:iCDaWRz+0  先日午前4時ごろ、○市にある×マンション付近で一人の少女の遺体が発見された。遺 体はひどく腐 乱しており、死因は不明。調べによれば死後4週間程度経過している模様。 警察は殺人お よび死体遺棄との見方を強めている。また、先日はその場に遺体が見られな かったことか ら、少女は遺体となってから一時どこかに隔離され、暫く経ってその場に置 き去りにされた可能性が高い。犯人は快楽殺人犯の可能性もあり、地域住民は不安を訴え ている。 兄「あまり外で寝るなよー」 妹「うぃ……」
368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 15:49:53.99 ID:jUup4oxW0 姉「あんた、死体で勃起するなんて変態じゃないの?www」 俺「お、おれは、死体だからじゃなくて・・・姉さんだから・・・・」 姉「こんなあたしでも・・いいの・・・・?」 俺「姉さん・・」
373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 15:53:29.60 ID:iCDaWRz+0 ドンッ べチャッ 男「やべー。車で人轢いちゃったよ! マジやベー」 妹「ぐあっgpぺ、ゴポゴポ……」 男「って、ギャーーーーーッ!!」 兄「ああ、大丈夫です。妹はもう死んでるんで」 妹「おに゙ーちゃん゙! 全然大丈夫じゃな゙いー痛いよ゙ー」 兄「よしよし。家に帰ったらくっつけてやるからな。散らばった内臓とか拾っとけ。   ……ああ、すみません。そこに転がっている脚拾ってもらえませんかね」 男「ヒ、ヒィィィ!!!!」 車で逃走する男 妹「何あ゙の人。自分で轢いてお゙いて、失礼しちゃゔ」 兄「夏だから馬鹿が多いんだよ……」
382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 16:08:36.91 ID:QBIVHGxCO 最近ボーッとしている事が多くなった妹。どうかしたのかと訊いても悲痛な面持ちで「なん゛でもない」と繰り返すばかり そしてこの頃から近所の犬猫が変死体でみつかるようになる 深夜、妹がうつろな目付きで出かけるのを見た俺はあとをつける。 妹が、近所の家のポチを喰らっていた。口の中を真っ赤にして妹は言う 「ごめんな゛さい゛…わ゛たし、わ゛たしじゃな゛くなっぢゃったみ゛だい…」 やめろ、聞きたくない 「段々『わ゛たし』の時間がみじかぐな゛っでいくの゛…」 やめろ、やめろ、やめろ、やめろ、 「『わ゛たし』のときも゛体中に激痛が走る゛の…もう、『時間切れ』な゛のかな…」 「やめろ!!!」 「…」 「何が『時間切れ』だよ!そんなもんシカトしてりゃあいいんだ!どうしてもってんなら俺が毎日野良猫とか捕まえてくるから!だから…だからどこにも逝くんじゃねえ!」 「…ありがとう。おにいちゃん」 あれ? お前、ちゃんと喋れ… 「でも、     さようなら。  」 俺は見た。妹の既に眼球のない眼窩から 美しい涙があふれだすのを。
386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 16:13:41.18 ID:ImlMl7dqO ずるっずるっ ドン ぐぢゃ 兄「おい、すごい音がしたけどどうし…」 妹「二階がら落ぢたのに死ねな゙い…ガヴォブクブク」 兄「なに考えてんだよ馬鹿!」 妹「も゙う、お兄ぢゃんに迷惑かけたくないの゙。お兄ちゃんに゙は幸せになって欲しいの」 兄「……」 妹「お兄ちゃん、どうしたの゙?」 兄「……」 妹「お゙兄ちゃんごめ゙んね。私みたいな゙妹いらないよね。ごめんね゙」 兄「馬鹿…っ…」
399 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 16:24:42.97 ID:iCDaWRz+0 兄「あ゙ー」 妹「きも゙ちい゙い゙?」 兄「うん。夏はお前の肌は最高だな。冷たくて。」 妹「も゙うっ おに゙いちゃんったら」 兄「ん……ちょっとこのまま、お前のおなか枕にして寝て良い?」 妹「いいよ。わ゙たしもちょっとね゙むい。一緒にね゙よ。ふぃーおや゙すみー」 兄「お休み……」 30分後 兄「うはっ うへっ がッ ううッ」 妹「むに。どうしたのお兄ちゃん。へんな゙こえだして」 兄「く、首に何かが……助けて……氏ぬ……」 妹「小腸! わ゙たしの小腸絡ま゙ってるよ! あ゙ーんとれないよー!」 兄「ガクッ」 妹「キャーッ!」
423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 16:50:15.00 ID:mXTZahzN0 彼女はボロボロの身体を部屋に横たえていた。 既に日は落ちつつあり、闇が部屋を包もうとしている。 その夕の造る黒に、紅で彩られた顔を背けながら、妹は言った。 妹「だけど私は・・・・・人じゃない・・・・・人の世には、人が居るのが当たり前だから・・・・」 兄「違う。お前は人だ。人が、人であることに理由なんているか!」 妹「お兄、ちゃ―――」 痩躯を抱く。  紅が服を染める。   白が、身体を刺す。 構うものか。 ――構うものか。 兄「体は死んでたって、俺の、妹だ・・・・・。お前は、妹なんだ、よ・・・・」 妹「ちょ・・・痛い痛い、組織崩れちゃうよ」 兄「え?あ。・・・っとと、すまんすまん。つい力んじゃってさ・・・」 P「はいカットー。・・・ってかお前ら役に入り込みすぎwww」 兄「いやあ、すみません」 妹「それだけ真剣って事なんですけどねーw」 P「あはは。・・・・それじゃ、TAKE2行きまーす。10秒前。」 兄「・・・まあ、本気にならざるを得ないんだけどな・・・」 妹「え?何か言った?お兄ちゃん」 兄「いやなにも」 5秒前。 4、 3、 2、 1、 これはひどい
429 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 16:59:35.44 ID:JCCAGT1H0 「ただいま〜、母さんいる?・・・・・っ!!!」 ムシャグシャ・・・ 帰るとそこには異様な光景が広がっていた 妹が泣きながら母さんの内臓を引っ張りだして食べていたんだ 「ヒック・・ヒック・・クチャクチャ・ヒック・・・・」 「・・・・・・・」 「はっ!・・おに゙いちゃん?・・・」 「おにいいちゃ〜んっ!!!」 妹は涙をこぼしながら抱きついてきた 「どうしたんだっ!!」 「・・はあ・・はあ・・おに゙い・・ちゃん・・ごべんなざい・・・わだし・・我慢出来な・・くて・・」 「・・・お腹が空いて仕方がなかったんだね・・かわいそうに、よしよし」 「はあ・・はあ・・おに゙いちゃん・・おに゙いちゃん・・おに゙いちゃん・・おに゙いちゃん・・オニ゙イチャン・・・・・・・・・・・・・・・ガブッ」 「痛っ!!・・・」 「ごめ゛んね゛・・・おに゛いちゃん・・ごめ゙んね・・」 「い・・いいんだよ・・おいしいか?」      それからどれだけ時間が過ぎたのだろうか? 俺は薄れいく意識の中では妹に今何が出来るのか考えてた 「グチャクチャ・・・うぅ・・おいしいよぅ・・おにいちゃんおいしいよう・・・」 「・・・・そうか・・おいしいかぁ・・よかったなぁ・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・」 「・・・・」 「(゚д゚)」
444 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 17:25:12.25 ID:0XwKMV7hO >>440 神父「神の敵を滅ぼしなさい」 神父「大敵に死を!」 刺客×50『大敵に死を』   兄「クッ…!お前は逃げろ!」 妹「でもオニーチャン゙…」 兄「大丈夫だ!後で必ず追いつくから!」 妹「……絶対、だよ゙…?」 兄「ああ、約束だ。さあ行け!」
453 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 17:44:34.53 ID:0XwKMV7hO 神父「な………あれだけいた神の使徒が全滅ですと!?」 兄「次は……お前だ!!」 神父「貴方は…何者…?」 兄「俺はあいつの、一人の“人間”の兄だ!!!!」 神父「愚かな…。あの異形の者を人間ですと…?」 兄「ああ、あいつは人間だ。 悪魔でも化け物でもねぇ!!」   兄「あいつが笑って暮らす為にお前を始末する!」 神父「く…っ!」   神父(1…3…5………落ち着け…こんな時こそ素数を数えるのだ)
461 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 17:59:04.50 ID:0XwKMV7hO 妹「ひっぐ…ひっぐ…グスン…オニーチャン゙……」 妹「!! だれ゙!?」 神父「おやおや、こんなところにいたのですか…」   神父の手には、見慣れた顔が…   神父「…貴女のお兄様はよく戦いました。私もつい本気になってしまいましたよ…ふふふ……」 妹「オニ゙…チャ……いやあああ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!!!!!!」
465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 18:09:30.19 ID:0XwKMV7hO 兄「という夢を見たんだ」 妹「ふーん、夢…ね」 兄「でもその後、お前がやたらと強くて──」 兄「ん?どうした?」 妹「……起きてるつもりなんだね゙、オニーチャン゙…」 兄「え…?いや、普通に起きてるじゃんwww」 妹「……………」 兄「…おい、どうした?」 妹「……………」 兄「なんか言えよww怖くなるだろうがwwww」 妹「…………ニヤリ」     妹「覚めない悪夢へよゔこそ…。これでずっと一緒だね、オニーチャン゙…」
470 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 18:15:11.56 ID:jUup4oxW0 妹「あれ?体が元通りになってる・・? あ、お兄ちゃん!」 俺「もう大丈夫だぞ」 妹「ひっぐ…おにーちゃん…」 俺「よしよし…」 __________________ 妹「オニーチャン゙……」 神父「ククク…幻を見せるなど容易い事です… さあ、研究所へ行きましょうか」 妹「わがった…・オニ゙イチャン…」
482 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 18:40:25.86 ID:0XwKMV7hO ピッ……ピッ……ピッ…… ──無機質な機械音が鳴り響く病室 父「先生!」 母「あの子は…あの子は無事なんですか!?」 医者「ええ、手術は成功しました。命に別状はありません。今はよく眠っていますよ」 母「よ…良かった……」 医者「しかし今回はかなり危なかったと言えましょう。この次も無事でいられる保証はありません…」 父「それなら大丈夫です。兄──>>1は先生の紹介して下さった施設に入れましたから」 母「あの子はもう私達の手には負えないんです…」 医者「そうでしょうな。ゾンビの妹を欲しがる>>1さんは 何度も娘さんを手にかけようとしましたからね…。そのような事はできるはずがないというのに…」 医者「彼は今ごろ良い夢を見ているはずですよ。欲しくてたまらなかった、ゾンビとなった娘さんと楽しく暮らしているでしょう…。 これが娘さんの為にも、息子さんの為にも最善の処置なのです」
488 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 18:53:53.87 ID:662zAOEM0 ピッ……ピッ……ピッ…… ──無機質な機械音が鳴り響く病室 父「先生!」 母「あの子は…あの子は無事なんですか!?」 医者「・・・・・・・・・・・・。」 母「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 【1時間後】 医者「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 母「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 兄「いつまでやってんだよwww」
490 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 19:00:10.11 ID:0XwKMV7hO 兄「あっちぃ………」 妹「あっちぃ゙ね………」 兄「ああ………」 妹「うん………」 兄「………」 妹「………」 兄「体、溶けてるぞ………」 妹「溶けてる゙ね………まあ…いいや゙……」 兄「そうか………」   チリーン(風鈴の音)       >>485 わかりません><
491 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 19:01:19.29 ID:7GiKXucoO 兄「よし、街に買い物に行こう」 妹「わーい゛、デートだデートだ〜」 兄「コラ、はしゃぐな。ホレ、右目」 妹「あ゛、ごめーん゛w 今お化粧(防腐剤)しでくるね゛!」 兄「香水(臭い消し)もちゃんとしろよー」 妹「あ゛ーい゛♪」
492 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 19:05:22.63 ID:662zAOEM0 兄「ほら 指落ちた」 妹「あでぃがど」 兄「ほらほら また」 妹「あでがどー」 兄「お前わざとやってないか?」 妹「気のぜいー」
497 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 19:15:42.16 ID:LxtJBkbm0 ウ〜 ウ〜 妹「ウーウーだよ〜」 俺「消防車ね」 妹「おゔち燃えてる?」 俺「近いなー」 妹「ぢゃあ今夜は焼肉だね」 俺「さっき飯食っただろー」 妹「おなかすい゙たー」 俺「……」 妹「……」 俺「ジョークだよな?」 妹「ぇ?」 俺「え?」 妹「……」 俺「……」 妹「おなかすい゙たのはホン゙トだよぅ゙」 俺「あぁ、そっちね……びっくりした」
504 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 19:41:17.40 ID:QBIVHGxCO 首にマフラーって↓思い出した その子はいつも首にマフラーをまいていた 「何故いつもマフラーをまいているの?」 「キスしてくれたら教えてあげる」 僕は彼女にキスをした 「何故いつもマフラーをまいているの?」 「付き合ってくれたら教えてあげる」 僕は彼女と付き合った 「何故いつもマフラーをまいているの?」 「Hしてくれたら教えてあげる」 僕は彼女とHした 「何故いつもマフラーをまいているの?」 「結婚してくれたら教えてあげる」 僕は彼女と結婚した 「何故いつもマフラーをまいているの?」 「仕方がないわね」 彼女はマフラーをはずした。 彼女の首が床に転がった
513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 19:47:24.25 ID:7GiKXucoO 兄「花火やるぞ!」 妹「わ゛ー♪早く行こう゛、お兄゛ちゃん゛!」 兄「待て、虫よけスプレーを忘れるな」 妹「大丈夫だよ゛ー、私は蚊に゛喰われないよw」 兄「代わりに蝿が寄ってくるだろ?」 妹「む゛ー、蝿は悪いコじゃな゛いからい゛いの゛っ」 兄「そっか。んじゃ行くか」 妹「う゛ん゛♪」 いざ、花火 妹「あ゛れ?あ゛れぇ?火がつかない」 兄「うお、べとべとだ。だからお前は先端触っちゃだめだって…」
519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 19:50:39.67 ID:R+dky0S8O 父「この研究が完成すればあの子を生き返らせる事が出来るはずだ・・・私達夫婦の命と引き換えに・・・」 兄「父さん・・・母さん・・・」 母「私達は貴方達より長く生きたし平気よ、あの子と仲良くね。」 ───数分後─── 父「後は材料を入れるだけだ・・・これと・・・うほっwww間違えたwww」 兄「父さっ」 辺りは一瞬にして閃光に包まれた・・・
524 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 19:58:36.00 ID:R+dky0S8O 兄「なんだっ・・・そうだアイツはっ!?」 妹「お゛兄ちゃーん゛」 兄「失敗・・・か・・・父さんと母さんは?」 父「ジャーン!お父゛さんもゾンビに゛なっぢゃっだ」 母「わだすもだわ゛ー、い゛やーん゛」 兄「ちょwww」 出先に付き携帯厨でスマソ
525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 19:59:18.36 ID:iCDaWRz+0 兄「あれ? お前”おなら”した?」 妹「ゔゔん。してないよ」 兄「しただろ?」 妹「してな゙いったら゙」 兄「でも、なんかくさい」 妹「………」 兄「くさいわ。なんかお前がこの部屋に来てから」 妹「……ゔぇ」 兄「…………」 妹「ゔぇぇええお兄ちゃん゙のばかばかばかばかばかあ……ひどいよ゙ぅぅぅ」 兄「もう、お前の泣いた顔は本当可愛いな。冗談だよ。おいで」 妹「ひぃぃぃん」
562 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 21:19:56.92 ID:i1RFXi4jO 妹「チーズうま」 俺「そうか」 妹「ヨーグルトうま」 俺「そうか」 妹「キムチうま」 俺「そうか」 妹「納豆うま」 俺「そうか」 妹「ビールうま」 俺「ほどほどにな」 妹「あたしうま」 俺「……腐ってやがる」
567 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 21:40:26.81 ID:yM3HbAXq0 近頃、この地域周辺にソンビが生まれてきているという報告があった。 スタンド使いはスタンド使いに引かれあうと言うが…やれやれ。 報告によれば、ゾンビ化した人間の目撃情報は15〜17歳の少女だけ。 おそらくそのスタンド使いの能力は15〜17歳の少女をゾンビ化させる能力。 攻撃力は皆無だ。ゾンビ化した少女に襲われた人は未だいない。 だが、このままでは街は混乱に陥れられその規模は広がる一方だろう。 「やれやれだぜ…」
569 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 21:50:05.78 ID:yM3HbAXq0 夜の1時。この時間が最も目撃情報が多い。俺は街を歩くことにした。 「あう゛〜おにいちゃん。夜は涼しい゛ねー」 「そだなー、もう梅雨明けだな」 やれやれ、どうみても正常じゃねーぜ。 その少女の外見は、どう考えても人間とは呼べなかった。 「今日はもう帰ろう。…ほら、最近変なヤツがこの辺うろついてるってさ」 「え゛〜…あたし別になにもしてない゛のにぃ…」 「いいから。行こう」
578 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 22:18:35.83 ID:cbtI0tqV0 http://vipdeekaku.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up1960.jpg 兄「ほれ。みかんだよ。」 妹「あむあむ・・・ おいしい。」 兄「そかそか。」 妹「あむあむ・・・ おにくのあじがする。」 兄「それ腕!」
582 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 22:32:03.94 ID:yM3HbAXq0 >>569続き 翌日 ピンポーン 「…はーい」 「オレは今ある事でこの街を調べてるものだ  単刀直入に聞こう。この家にいるあの娘…君の妹かな?  彼女はゾンビか?」 少年は背後に回していた腕を俺に向けて思いっきり突き出してきた。 “スタープラチナ ザ・ワールド!!” 「やれやれ…どうやら大切な人らしいな…」 少年の手にした包丁を奪う。 「はっ!あ、あれ?」 「とりあえず落ち着きな。俺は別に彼女を殺そうって訳じゃあない。  少し話を聞かせて欲しい」
586 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 22:39:22.49 ID:yM3HbAXq0 「おにい゛ちゃ〜ん。アレ?お客さん?めずらしい゛ね。  こんばんは」 「……」 「あ、あぁ…なんでもないか。お前は向こういってな?」 「あ゛〜い」 さて、と…どうしたもんか。 「あの…」 「これから君には辛いことを聞くかもしれないが」 「構いません…でも妹の事は…」 「わかっている。手はださない。  それで、いつからあの娘はゾンビになってしまったんだ?」 587 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 22:40:34.99 ID:yM3HbAXq0 >>586 「あ、あぁ…なんでもないか。」 ↓ 「あ、あぁ…なんでもないから。」 脱字orz
593 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 22:50:04.05 ID:yM3HbAXq0 「妹は…2ヶ月前に死んだんです  それで一回死んだ後少したってからひょっこり戻ってきて…」 「……」 ゾンビ化させるってのは生きている人間をゾンビにする訳じゃあなく 死んだ人間をゾンビにして蘇らせる…といったところか。 そしてこのスタンド能力が発現したのは目撃情報からも 判断して2ヶ月くらい前からだろう。 おそらくその前に死んだ人間はゾンビ化させて蘇らせられないようだな。 「君はなにか心当たりはあるか?」 「妹がいなくなった時は幽霊でもなんでもいいからもう一度会いたいとは  思いました…でもそんなの誰でも思うことだから…」
597 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 22:54:16.79 ID:yM3HbAXq0 「昨日の夜、といっても12時を回っていたが…  君は変なヤツがうろついていると言っていたな?  それは方言か?それとも…」 「方言じゃありません。ゾンビ化した人は妹の他にもたくさんいます。  その人たちが…狩られているという事を耳にしました」 やれやれ、どうもめんどくさい事になってるみたいだぜ…
606 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 23:03:35.91 ID:iCDaWRz+0 妹「おに゙ーちゃん゙! きょうはわ゙たしがお昼ごはんつくる゙ね゙」 兄「おいおい、大丈夫か? 包丁握ったこととかあるのか?」 妹「大丈夫大丈夫。さ、おに゙いちゃん゙は自分の部屋で漫画でも゙見てて。出来たら呼ぶから゙」 兄「わかったよ」 そして 妹「できたよ゙ー。さあ゙食べて食べて」 兄「ウホッ 良い匂い」 妹「ちゃん゙と手荒ってから゙!」 兄「はいはい。(ジャーッ)じゃ、いただきまーす」 妹「召し上がれ゙♪」 妹「……どう?」 兄「美味いなー。この肉料理」 妹「ただの野菜炒め゙だけど」 兄「……………………えっ」
612 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 23:18:24.25 ID:uT28KwY6O ゾンビに気付いたのはオレが埋めた女が地面から這い出して来た時だ。 多少は印象に残っていたが所詮はその他大勢の1人。 名前も覚えていないような女だ。 そしてその時すでにゾンビ化は街全体を覆っていた。 夜街を歩けばゾンビに遭遇するなんて普通じゃない。でもそいつらはオレが昔失った何かを持っている気がした。 ゆらゆら歩きながら誰かを探しながらこっちに近付いてくる少女を オレは手当たり次第に殺し続けた。
618 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 23:29:11.46 ID:uT28KwY6O 「やれやれ。ゾンビを狩る者か…まさかスタンド使いじゃあないだろうな」 夜の見回りをしているとたまにゾンビを見掛けた。やはり少女しかゾンビ化しないようだ。 「早いとこスタンド本体を倒さねーと…厄介な事になりそうだぜ」 たが情報が少なすぎる。この街の住人であることはわかる。しかしそれだけだ。 スタンド使いは引かれあう。ただそれにかけて街をさまよう。 その時、閑散とした公園から少女の声が聞こえてきた。
624 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 23:39:22.91 ID:uT28KwY6O 殺人鬼の眼をした少年と腐敗した身体の少女がベンチに座っていた。 「私ね、神様に一度だけチャンスをもらったんだ」 「………」 「交通事故…だったかな。後ろから急に車が突っ込んできたらしいの。  突然だったから何が起きたかわからなくてwそのまま死んじゃったんだね」 「でね死んでからポストのある変な道を通ったの。そこにロボットみたいな何かがいて…こう言われたのよ」 『好キナ人ニモウ一度会イタクナイカ』 気がついたら事故にあった場所にいたわ、と少女は語る。
630 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 23:45:55.79 ID:uT28KwY6O 「……」 「ごめんね。こんなこと言われてもどうしようもないよねwうん…もう殺していいよ」 「その好きな人とは…会えたのか?」 「ふふ…わざと話に出さなかったんだけどなwデリカシーないなぁ」 「………」 「身体が腐ってるだけなのにね…彼、怯えきってた」 「私は、彼が死んでても腐ってても…抱き締めれるのにな…」
635 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 23:52:05.76 ID:uT28KwY6O ギュッ 「ちょ、服汚れるよ…?」 「どうせ死んだら灰になる」 「ロマンチックのかけらもないなぁww」 「…汚れるくらいかまわない」 ドスッ 「痛ぁ…ふふ最期に優しくしてくれてありがとw」 「……」 「あなたも死んだ彼女に会えるといいねw」 「そんなヤツ…いない」 「素直じゃないねw」 「じゃさよなら…」
636 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/22(土) 23:56:40.47 ID:9JOHzZS8O 「おにい゙ちゃーん゙」 「どした?」 「クケケケケケケケケケケケケケ」 「………」 「クケケケケケケケkがふっ!」 「うるさい」 「ごめんね」
643 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 00:14:51.62 ID:MHJVXsNHO 「野郎…!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨ ゾンビとは言えためらいなく刺しやがった。あれは生粋の殺人者の動きだ。 「ん?なんだあんた?」 「テメーは人の命を何だと思ってる?」 「質問を質問で返してんじゃねぇよ」 少年が視界から消える。スタンド使いか!?だがあのナイフ。 恐らく本体が直接トドメを刺すタイプ…! “スタープ(ry” 危なかった… あの一瞬で真後ろに回りこんでいる。 この瞬発力。そして流れるような動作で心臓に向けられているナイフ。 本気でいかねぇと、こっちがやばそうだ。 「オラオラオラオラオラぁ!!」 ドグシャア! 「ぶはっ!」 ドサッ しゅうぅぅぅ… 「ばかな…スタープ(ryを無防備でくらっただと…?まさかスタンド使いじゃあないのか?」 「おい小僧。」 「……」 「こ、こいつ…死んでやがるッ!?」   -完-
651 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 00:44:02.99 ID:lYAsj13QO たとえばそのころ、俺は沈んでいた。 期末テストが近いこと。 妹が事故死したこと。 そーゆーふうないろいろなことで、俺はだいぶ落ち込んでいた。 そんなある日。 雪の降る寒い夜。 落ち込みついでに、俺はとうとう犯罪に手を染めてしまった。 万引きである。 高級霜降り和牛2キログラムを、深夜営業のスーパーから黙って持ってきてしまったのだ。 万引き。それはとても格好悪い。 いつも渡辺のヤツは、 省略されました。続きを読むのは、おそらく不可能です。
658 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 00:57:14.14 ID:cgTNxauF0 妹「……」 兄「何見てるんだ?」 妹「……テレビ」 兄「ああ……もう海開きの時期なのか」 妹「みたいだねー」 兄「……行きたいか?」 妹「どこに?」 兄「海」 妹「……無理だよー、夏は暑くて外出れないもん゛」 兄「そうか……」 妹「そう゛だよー」 〜続く〜
659 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 00:57:53.73 ID:cgTNxauF0 次の日 兄「おい、海に行こう」 妹「ふぇ?」 兄「ふふふ、これを見ろ!」 妹「……なーにこれ?」 兄「さっき買ってきたクーラーボックスだ! この中に入ればいつでもどこでも冷え冷えだ!」 妹「お、おおー!」 兄「さすがに海水浴は無理だけどな。だけどこれさえあれば、海を見に行くくらいは至って容易だ!」 妹「ハワイにも行けるー?」 兄「勿論」 妹「沖に出て魚釣りとか出きるー?」 兄「当然」 妹「冷え冷えー! すごいすごいー、オニーチャン゛すごいー!」 兄「ふふん、ようやく兄の偉大さに気付いたか。さあ早速入ってみなさい」 妹「うん!」 妹「……せ、せまいぃ、こんなの入れないよぉ……」 兄「しまった、サイズが合ってなかったか……  しょうがないな。ボックスに収まるようにとりあえず四肢を切断して」 妹「痛いからそれはやだー!」 〜続かない〜
663 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 01:06:38.32 ID:Ofh7j6P0O 今日も朝が訪れた。何気ない一日の始まり。 俺は、いつもと違う一日をスタートする。 朝、決まって起こしに来る妹が来ない… 妹は、去年交通事故で死んだ。 そして、数日後に帰って来た。変わり果てた姿で。 両親は妹の姿を見て発狂し、今も精神病棟の中に閉じ込められている。 そんな中、俺は妹と「2人」で生活していた。昨日までは… あの時、俺は崩れていってしまう妹に、何もしてやれなかった。 妹は、何か言いたげな顔をしていたが、最期に俺に微笑みかけた。それなのに、俺はただ呆然として、何もしてやれなかった…
666 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 01:13:49.31 ID:6OM5H3Q/O こういうのが見たかった。   ジョ「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!!!!!!!」 妹「ゔヴォお゙お゙お゙お゙オ゙オ゙オ゙お゙!!!!!!!!」 ジョ「ぐっ…!こ、このパワー…ッ!」 妹「ヴゥゥゥ゙ヷッシャーーーー!!!!!!!!」   ズドドドドドドドドドドーーーン!!!   誰か「ああっ!承太郎さんがパワーで打ち負けたァーッ!!」 ジョ「……人は脳で力の制御をしているというが 死体にその必要はないという事か…」 ジョ(だがこいつのパワーはそれ以上──人の限界はるかに超えてやがる…。こいつはヘヴィな相手だ。 やれやれだぜ…)
669 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 01:21:57.91 ID:Ofh7j6P0O ベッドから起き上がる。まだ寝ていたいが、そろそろ起きなければいけない時分だろう。 まず洗濯をする。きっとこれだけの量を洗濯することは当分無い。 身支度を済ませ、朝食の準備にとりかかる。この1年ですっかり慣れたもんだ。 2人分を作ってしまい、仕方が無いので1人で全部食べた。 朝食を食べ終わり、家を出る。「行ってきます」と言っても何も聞こえてこないのが虚しい。 通学路。妹が中学に上がってからは毎日一緒に通学したものだ。 今は高校に通っているので、久しく通っていなかった。なんの気なしに俺はここに来た。
680 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 01:41:27.62 ID:Ofh7j6P0O 中学校の前まで来た。まだ朝早いからか、生徒の気配は殆ど無い。 妹の友達が俺の側を横切る。俺を気にもかけていないようだ。妹の事は今でも気に留めてくれているだろうか。 高校へと急ぐ。まあ急ぐべき時間でもないが。 いつもと変わらない学校、教室、生徒。毎日同じような事の繰り返しだ。 こんなものの何が楽しいんだろうと思うが、妹は帰って来てからずっと、学校へ行く俺を羨ましそうに見送っていた。 今日は何も聞こえてこなかった。 授業の説明も、友達の猥談も、先輩の脅迫も。何もかもがどうでもよかった。 681 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 01:43:37.39 ID:KWH4Vp6e0 妹「…!!!!!」 自動車「キキーッドンッ!!!」 運転していた女「大丈夫ですか!?」 妹「おい…女…そこにある私の脚をひろって持って来い」 女「ひいいいいいっ、ひいいええええええ――――っ」 妹「早く持って来いッ!!スチュワーデスがファーストクラスの客に酒とキャビアをサービスするようにな………」 兄「………。」 スレタイみて真っ先にこれがうかんだorz
686 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 01:51:55.31 ID:gRHjKKjc0 妹「あ”あ”〜」 兄 パン!パンパン!「くそっきかねえ!」
690 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 02:01:03.08 ID:EABYpZWMO 妹「オニーチャーン゙♪」 タタタタタ 兄「走るな走るな」 妹「え゙ふへへへ」 タタタタ ぶち タタタタ ぼきんどしゃん兄「……」 てちてち 妹「ぅ゙ぁ〜全然進めないよ〜」 兄「ばかだ」 妹「早くオニーチャン゙のところに行きたかったん゙だもん゙!」 兄「……足くっつけるから待ってろ……」 妹「くっつけなくていいよ゙〜」 兄「おいてっていいのか」 妹「おんぶ!」 兄「はぁ……」 兄「家まで走るから落ちないようにしっかり内臓巻いとけよ」 妹「あぅ゙あぅ゙!」
691 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 02:01:52.02 ID:B9U7fZQtO 妹「あぅ゛・・オニーチャン゛・・・あの゛ぅ〜」 俺「ん〜、どうした?」 妹「ぁのねえ゛ー・・・ぁのねぇ゛」 俺「ん?なんかあったのか?」 妹「ん゛ぅ〜・・・アレ゛が来そぅ゛なのぉ゛〜」 俺「マジで?」 妹「ぅん゛・・・もぅ゛そろそろだと思ってたん゛だけど」 俺「じゃあ、しばらくは貧血気味だな」 妹「ぁ゛っ・・・今・・・」 俺「始まったのか?」 妹「ぅん゛・・・ ・・ぶぁ゛っ・・・お゛ぅ゛ぶぇぐがぁう゛おぉ゛っぐびぶぅ゛あ゛ぎぎぎ・・・」 ビチャビチャバチャビチャバチャ 俺「ずいぶん盛大に吐血ったな」 妹「ん゛ぅあ゛」
692 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 02:07:25.32 ID:Y4b4wctHO ちょっと>>448を考えた 妹がさらわれた。犯人は俺が買い物に行ってる間に家に忍び込んだらしい。 犯人の置き手紙によると、やつらはマッドサイエンティストの集団で山奥の研究所が本拠地らしい。丁寧に地図まで描いてある置き手紙を握り締め、研究所に急いだ。 「な゛によあん゛たたぢ!私をさら゛ってどうする゛気?ここから゛出しな゛さいよ!」 「…本当にこんな事が…脈拍、脳波、呼吸、全てないのに活動している…興味深い」 「ねぇ聞いてんの゛!?まぁいいわ゛、すぐにおにい゛ちゃんが助けにきてくれ゛るんだから」 「…おにいちゃんが助けにきてくれるって?」 「そう゛よ、おにい゛ちゃんが来たらあん゛たたちなんか…」 ごめん続く
699 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 02:17:37.03 ID:Y4b4wctHO 続き 「2ヶ月も前に死んだ妹の魂を呼び戻し、しかも1ヶ月近く現世にとどまらせ続けて消耗しきったおにいちゃんがかい?」 「…え゛?」 「君は兄の力によって蘇生した。しかし蘇生しさらに生を継続させるには絶えず力を使い続けなければならない…君の兄にはどれくらいの力が残っているやら」 「…そん、な゛」 だっておにいちゃんは、 いつもと変わらず笑っていた 「君の兄も研究対象だからね。とりあえず弱らせて捕まえるとするよ。抵抗しないように手足はなくしてもらうけど」 「や゛め、ろ…」 「よし、まずは血液でも頂くかな」 「おにい゛ちゃんに…テヲダスナ゛ァァァァァァ!!!!」 ごめんまだ続く
701 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 02:19:27.44 ID:MHJVXsNHO 「ねぇおにい゙ちゃん」 「ん?どした?」 「あ゙のねぇ」 「うん…」 「この身体ね…え゙へへ、けっごー辛いんだよ?」 「……」 「おにい゙ちゃんに゙っ、恥ずかしい所ばっかり見せちゃゔし」グスグス 「そんな事…ない」 「うごぇ゙…おにい゙ちゃん…あたし…辛い…」 「加奈!」 「寒い゙…痛いよぉ゙」 「加奈!加奈!!」 「もゔいいんだあ゙…ごぼおにい゙ちゃんともゔ一度話したかったの゙」 「うっうっ」 「こん゙な姿でおにい゙ちゃん普通に接してぐれて…」 「…うっ…うぇっ」 「おにい゙ちゃん゙…ながない゙で…おにい゙ちゃ…」 「寒い゙…恐いよ゙ぉ」 「ずっとついてるから!側にいるよ!辛いならオレも腹切るから!」 「おにいちゃんのバカ。なんもわかってない。バイバイ。おやすみ」 「え…加奈、お前…」 サラサラサラサラ 「加奈…お前こそわかってないよ…」
711 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 02:30:55.75 ID:Y4b4wctHO 続きの続き ―あいつの泣く声が、聞こえた気がした― 研究所に乗り込んだはいいが、あの置き手紙はやはり罠だった。ろくに武器も持たず乗り込んで準備万端の集団相手に敵うわけもなく…俺は意識を失いかけていた そんな時だ。あいつのとても哀しげで、それでいて何かを憎むような声が聞こえたのは 幻聴かと思った。「それ」が見えても幻覚かと思った。 妹が、怒りの形相で泣きながら研究員たちを殴りとばしているのを。 妹が俺の前に立つ。もう立つのもままならない俺に泣きながら抱き付いた。 「ごめ゛ん…ごめ゛んね…おにい゛ちゃんが辛い思い゛してたの気付いてあげら゛れなくて…」 「…バーカ、泣いてんじゃねーよ。さぁ、こんなとことっととブッ潰して帰ろうぜ」 研究所に火を放ち、俺は妹の細い肩を借りて家に帰った もうちっとだけ続くんじゃ
728 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 02:47:31.44 ID:Y4b4wctHO 続きの続きの続き クソみてぇな研究所をブッ潰してから、俺たちは妹がさらわれる前に約束した海に来ていた ここは幼い頃よく二人で遊んだ砂浜。岩場に囲まれ周囲からは見えないので人目を気にすることはない。俺たちの秘密の場所だった 「でもぉ、海に゛入ったら゛崩れちゃう゛よね…」 妹は波打ち際でヤドカリと戯れている。俺はというとそんな妹を眺めていた 「おにい゛ちゃん…昔の゛こと思い出さな゛い?」 「お前岩場登るのしくじって足怪我して、俺が抱き抱えて帰ったよな。お前わんわん泣くから親父にこっぴどく叱られたっけ」 「も゛ーっ、そんな゛事ばっか覚え゛てる…」 俺はもう、これ以上力を消費し続けると命に関わるほどになっていた。だが…妹の笑顔を見ていられるなら…それでも構わないと思っていた 「ねぇおにい゛ちゃん…海、一緒に入ろ゛?」 「何言ってんだ。崩れちまうだろ」 「…私、もうい゛いの。突然の交通事故で死ぬだけだった私を゛おにい゛ちゃんは助けてくれ゛た。おにい゛ちゃんとまた笑いあえた。おにい゛ちゃんが助けてくれ゛たから、おにい゛ちゃんにお礼を言うことができる」 「…」 「私の゛せいでおにい゛ちゃんが苦しい思いをする゛のは私が苦しいの。もう感覚な゛んてない゛けど死ぬより゛も苦じいの。おにい゛ちゃんは生きている゛んだから、生きなぐちゃ駄目」 次でラストかな 729 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 02:49:15.32 ID:MHJVXsNHO 次からは『ゾンビに恋をした』みたいなスレタイにしようぜ。 そうすれば恋人でも妹でも姉でも友達でも逝ける。
736 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 02:54:07.38 ID:fWX0a5TJ0 そうか 新ジャンル「ゾンビ」か
738 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 02:56:19.75 ID:5ZGuX3M80 新ジャンル「ゾンデレ」
742 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 02:58:43.32 ID:58D0mnIo0 いいな ゾンデレwwwwwww
745 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:00:13.94 ID:cgTNxauF0 >>738のセンスに脱帽。
747 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:02:38.05 ID:MHJVXsNHO ちょっとした言い争いからオレがゾンビをけなすような悪口を言ってしまう。 「うるさい!私だって好きでゾンビになったんじゃない!」 「身体は臭いし、化粧も出来ない、油断してると腕が千切れたり足がもげたり…もうヤダ!」 「姉ちゃん…」 「どうせ一回死んでるんだからもう一回死んでも変わらないでしょ!?」 「姉ちゃん!!」 ビクッ 「あんただって…臭いって言ったじゃん…うっ…」 「ゴメン姉ちゃん…でもあれはつい」 「私だって女の子だもん!臭いって言われたら傷つくよ!?ねぇ!」 「姉ちゃん、キスしよう」 「え…何言って」 「オレ臭いのなんて全然気にならないよ。姉ちゃんは気にするかもしれないけど、オレ男だもん」 「でも…あ、ダメ!」 「ん…」 「だから姉ちゃん。頼むから、もう…絶対…死ぬなんて言わないでよ…」 「…うん。ごめん。」
749 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:03:59.58 ID:6OM5H3Q/O ゾンデレ   女「ねぇ〜ちょっと食べていいー?」 男「ダメ」 女「いいじゃない☆」 男「うわっやめ、ぎゃあああああ!!!!!」
754 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:08:15.37 ID:58D0mnIo0 ゾンデレでしかもツンデレの場合はなんて言ったらいいんだ?
755 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:08:41.09 ID:uCd78E7A0 ヅンデレじゃね?
756 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:09:28.24 ID:58D0mnIo0 うはwwwwwwwwwww いいな それ
757 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:09:43.90 ID:MHJVXsNHO >>751 「ご主人様…申し訳ございません。また、服を汚してしまいました」 「ん、まぁ仕方ないよな。ムリしなくていいぞ?」 「私…役にたってますか?」 「え?」 「ゾンビだから過保護にされて…逆に迷惑かけてるんじゃないかって…」 「そんなことないよ。コトミの一番の仕事は僕の側にいてくれることだから^^」 「ご主人様…」
758 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:09:48.39 ID:INAaf3REO 兄「おいおい、手が取れちゃったじゃないか。今兄ちゃんがつけてやるからな。」 兄「あれ、あれ?ハハハ兄ちゃん不器用だから。ごめんな」 兄「そういえば聞いてくれよ。母さんがお前の事死んでるなんて言うんだ。失礼だよなー。でもちゃんと俺が怒っといたからな」 兄「あ、またお前にたかる悪い虫が来たな。妹には指一本触れさせないからな」 「すいません、警察です!開けてください!」 兄「さ、家族みんなで食事の時間だ。お前もそうだけど父さんも母さんも俺がいないとご飯食べられないからな」 「開けてください!突入しなくてはならなくなります!開けてください」 兄「みんな顎が弱いからな。俺が動かしてあげるよ。ほら、おいしいか?ああ!ごめん、強すぎたな。あとで直すから今はほら兄ちゃんが作った飯を、ほら。そうしっかり食べるんだぞ。あー幸せだなあ」
759 :ちょっとだけ小説風 ◆x.224KHJLY :2006/07/23(日) 03:10:20.21 ID:wTiDIHoF0 >>755 カオスwww それはいいwww
764 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:12:56.31 ID:Y4b4wctHO 続きの続きの続きの続き 「生まれ゛育った場所の海へ還るのな゛ら、何だか消えるのも゛恐くない」 「…」 俺は無言で妹の手を握り、海へ一歩足を進める。妹も微笑んで波に足を踏み出した もう妹は腰まで海に浸かっている 「わわ゛っ」 足が、既に、ない。よろめく妹を俺は抱き抱えた。幼い頃のあの時のように 「え゛へへ…懐かしい゛ね」 もう、涙で何も見えない。波の音が消え妹の声しか聞こえない。触れるのは、 もう胸から上しかない妹。 妹は俺の首に手をまわし、頬にキスをした 「私の一生と死後を゛含めての、最初で最後のキス。おにい゛ちゃんに゛あげるね」 俺はもう我慢できず声をあげて泣き続けた 「あり゛がとう…最後はおにい゛ちゃんの腕の中で   消えていきたい  」 もう、首、しか。 気がつくと、俺は海にボーッと浮かんでいた。溺死しなかったのが不思議だった。 手の中に何かがあるのに気付く。妹の、イヤリングだった 『大切にしてよ゛ね』 妹の声が、海から聞こえた気がした。 おそまつさまでした
765 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:13:14.14 ID:cgTNxauF0 ヒロインが全員ゾンビのゲームとかないかな。 全員ツンデレとか全員未亡人とかあるんだから、全員ゾンビでもいいと思う。
772 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:18:27.58 ID:MHJVXsNHO ていうか暗いwww 「ご主人様。お茶で あぁ!」 ガジャン 「あ〜あ〜」 「大丈夫か!?怪我ない?」 「腕もげました」 「なんか最近耐久度が弱いような…ちゃんと栄養とってるか?」 「たんぱく質なら毎日ご主人様から…」 「…」 「…」 「(///)」 「(///)」
780 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:32:13.20 ID:58D0mnIo0 ゾンデレ・調教もの の例 妹「いや おに゛ーちゃん くすぐったいや゛めて」 兄「やめて とかいいつつもっとして欲しいんだろ゛? ククク……」 妹「そ、そんな゛こと……きゃん゛!」 兄「お前の肝臓はおいしいな。ペロペロ」 妹「あ、あう゛ あう゛」 兄「舌先で胆嚢を転がすのも感じるらしいな。   こんなところ舐められて歓ぶなんて、この変体娘が。」 妹「だって、だって」 兄「……飽きた」 妹「えっ! ひどい。まだ途中な゛のに……」 兄「俺が飽きたって言ったんだよこのメス豚が。   その腹からだらしなくはみ出したその腸で縄跳びしたらもう一度可愛がってやるよ。   100回な。一度でもつまづいたら最初からやり直しだからな」 妹「わ゛、わ゛かった。やるよ……」 兄「じゃ、数えててやる。いーち。にーい。さーん。しー。」 妹「う゛ッ うう゛ッ 脚が」 兄「脚がどうしたって? きゅー、じゅー」 妹「あ゛まり跳んだら脚が取れちゃう……いたい。いたいよ゛。もうゆる゛して……」 妹の足を蹴る兄。脚が飛び、妹は転ぶ。 妹「や゛んっ ひ、ひどい゛……」 兄「ギャハハハハハハハハハハハハハ」
786 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:41:03.68 ID:XSMfGdMI0 新ジャンル「ダッチゾンビ」
788 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:41:28.66 ID:MHJVXsNHO >>785 ねーよwwwwww
795 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 03:51:16.73 ID:6OM5H3Q/O グチュ…グチュグチャ…ジュルジュル… 私はその冒涜的な光景を目の当たりにした時、慄然たる思いを禁じえなかった。 目の先にいる退廃的な肉体を有する屍食鬼は、私の妹である事は見紛うことなき事実で、つい先ほどまで愛しくさえ感じていたが、それはこの狂気に塗れた所業を目にするまでの話だ。 今彼女が恍惚とした面持ちで貪っているのは彼女の、そして私の肉親であり、我々兄妹の両親の物に他ならない。 彼女の臓物を啜る時に発せられる音はさながら地獄めいたものであった。 かつて抱いた親愛なる感情は、彼女の悪魔めいた行いの前に消え失せ、今はただおののき、怯えるばかりだ。 この名状しがたい恐怖から解放されるなら私は何をするのも厭わないが、逃れる事などできるのだろうか。 いや、まだ希望はある。 手に握られた武骨な物に詰められた、鉛の塊が私の救いとなるだろう。 私は銃口を自身の頭部に押しつけ、引き金を引き
806 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 04:07:33.79 ID:6OM5H3Q/O 赤ん坊「うぎゃあああああん!!!!!!」 兄「……さて、預かったはいいが、どうするか…。まず泣きやませないと…」 妹「ん゙〜…お腹減ってるわけじゃない゙し、オムツも違ゔね」 赤ん坊「ぎゃああん、ぎゃあああああん!!!!!!!」 兄「う、うるせぇ…」 妹「よ゙〜し、私が泣きやませてみせる゙よ!」 妹「いないいなぁ〜い゙…」 赤ん坊「ぎゃああああん!!!!!」 妹「ヴぅわあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!」 赤ん坊「ビクッ」 赤ん坊「ガクガクブルブル…」 兄「恐がらせてどうする…」 妹「泣きやんだし、結果オーラ゙イだよオニーチャン゙☆」 兄「そ、そうだな…」 兄(記憶に残ってたらトラウマになるな…)
813 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 04:20:11.87 ID:N7+0FsSa0 ゾ「ご主人様、おはようございます」 俺「ふわぁ〜、相変わらず冷房効きすぎ……」 ゾ「腐乱防止にご協力ください」 ゾ「ところで本日は登校拒否児のご主人様のために、遅い朝食を用意しました」 俺「いつも一言多いよ……で、メニューは?」 ゾ「ハムエッグにソーセージです」 俺「……ねえ、このハムエッグ。人の目みたいなものが入ってるんだけど?」 ゾ「私の目玉です」 俺「ええッ!? こんなの食べられないよ! ソーセージだけでいい!」 俺「もぐもぐもぐ」 ゾ「ああ、目玉はダメでも肉ならいいんですね」 俺「え?」
818 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 04:28:51.32 ID:9x1unGMV0 その日は朝から、妹の調子がわるかった 体はまともにうごかなくなり、今は俺が抱きかかえている 焦点が合ってない瞳で、俺を見つめている 「お兄ちゃん」 「ん?」 「私ね、お兄ちゃんの妹でよかったと思うの」 「なんだそりゃ」 「だって、お兄ちゃんが私のお兄ちゃんなんだよ」 「?」 「それって最強なんだよ?知ってた?」 「そうなのか、知らなかったよ」 「でもね、最強なんだけど何にもできないの」 「最強なのにか?」 「うん、私死んでるし、妹だから」 「……」
819 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 04:29:14.86 ID:9x1unGMV0 「だからね、私生まれ変わったらお兄ちゃんの恋人になるんだ」 「…そんなことしないでも、今のままでも」 「ううん、もう決めたの」 「…そうか、昔から決めたら聞かないからなお前は」 「あは……あれ、お兄ちゃんの姿も全然見えないや」 「手にぎっててやるからな。ここにいるからな」 「暖かいな、お兄ちゃんは暖かいや」 「……」 「生まれ変わったら、こんどは私があっためて、あげる、ね」 「あぁ、その時はあっためてもらうよ」 「次会うときまで、の、おたのし、み、だね」 「!?」 「もう、だめみ、たい、おにいちゃ、ん」 「なんだ!?ここにいるぞ!!」 「また、、、ね」 妹の体が光の粒になり、消えてゆく それは幻想的で、最後まで妹らしいと思った。 「いつまででも、待ってるぞ」 早かろうが、遅かろうがきっとまた会える、そんな気がした。
830 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 04:42:39.71 ID:6W2FNZUS0 今日は第一志望校の受験日だ 「じゃ、いってくるからな。おとなしく待ってるんだぞ」 「あ、おにーちゃん、ちょっとまって」 「んあ?」  妹は言うと、腐った自分の右腕の肩の下からを一気に引き抜いた。 「おいおい、あとでくっつけるの大変・・・」 「これ、持ってって」 「えぇ?」 「おにーちゃん、本番に弱いタイプだから。私の手ずっと握ってれば、少しは落ち着くでしょ?」 「あぁ・・・いや、でもこれはさすがにもっていけないな」 「あうぅ・・・そ、そうだよね。私ったらバカだね。腐った腕なんて持ってたらテスト受けれないもんね」 「だから、これだけもらっとくよ」  俺は差し出された右手の小指だけを引き抜くと、自分の小指に巻きつけた。 「これで十分さ。じゃ、戻ってくるまでその腕、崩すなよ」 「・・・うん。がんばってね、お兄ちゃん!」 メイドで盛り上がってるとこスマン クオリティ低くてさらにすまんorz
835 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 04:44:52.45 ID:FvaHRJxM0 >>827 俺「動くなよ 動いたら小鳥が逃げる」 ゾ「でもぅ゙〜ずっと〜これはぁ〜つらいですぅ゙〜」 俺「じゃあ首から上だけ千切っておいておこう」 ゾ「それはもっとイヤですぅ゙〜……」
847 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 05:09:03.07 ID:lYAsj13QO 俺「ときに妹よ」 妹「なに?」 俺「お前はゾンビなのだよ」 妹「わかってるよぅ。」 俺「そう、ゾンビ。即ちリビングデッド。つまり生きてる死体」 妹「それがなんなの?」 俺「矛盾してると思わないか? 『生きてる死体』だぞ? 生と死は別物のはずだが、おかしいと思わないのか?」 妹「まあ、それはそうだけどさ」 俺「そこでだ。本来ならば『リビングデッド』ではなく、『ムービングデッド』と名付けるのが正しいと思うのだが、どうだろう?」 妹「どーでもいいよ、そんなこと」 俺「どーでもいいな、こんなこと」
856 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 05:24:07.14 ID:6OM5H3Q/O >>853 ( ´_ゝ`)「ときに妹者よ」 l从・∀・ノ!リ「なんなのじゃ?」 ( ´_ゝ`)「お前はゾンビなのだよ」 l从・∀・ノ!リ「わかってるのじゃー。」 ( ´_ゝ`)「そう、ゾンビ。即ちリビングデッド。つまり生きてる死体、ブラクラ」 l从・∀・ノ!リ「それがなんなのじゃ?」 ( ´_ゝ`)「矛盾してると思わないか? 『生きてる死体』だぞ? 生と死は別物のはずだが、おかしいと思わないのか?」 l从・∀・ノ!リ「まあ、それはそうなのじゃ」 ( ´_ゝ`)「そこでだ。本来ならば『リビングデッド』ではなく、『ムービングデッド』と名付けるのが正しいと思うのだが、どうだろう?」 l从・∀・ノ!リ「どーでもいいのじゃ、そんなこと」 (;´_ゝ`)「どーでもいいな、こんなこと。流石だな、妹者」
873 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 07:33:14.87 ID:+FJYgQIU0 主「ねえ、ゾン美。ちょっと頼みがあるんだけどいいかな?」 ゾ「死姦は刑法で罰せられますが?」 主「そういう頼みじゃない! 実は鬼頭君にお金もってこいって言われてて……」 ゾ「鬼頭? あのご主人様をニートに追い込んだ鬼頭ですか?」 主「うん……あ、いや、僕はニートじゃなくて、学習予備軍なんだけど」 ゾ「それで、私に鬼頭を倒せと?」 主「ううん。頼まれてた一億円が重くて、どうやって持っていこう?」 ゾ「…………」 ゾ「鬼頭のところへは、私も付いていきます」 鬼「ちょ、お前! なにゾンビ連れてきてんだよ!?」 主「えっと、うちのメイドです」 鬼「はあ? お前なにふざけたこと――」 ゾ「ゾンビパンチ、ゾンビパンチ」 鬼「うわっ! ちょ、やめろ! お前の骨が折れて怖ッ、ヒイイイイーッ!」 主「ゾン美、今日は助かったよ」 ゾ「いえ、それより今後も同じようなことがあれば報告してください。一応、助けますので」 主「わかった。でももう大丈夫だと思う。鬼頭君さえいなくなれば……」 ゾ「甘いですね。そう上手くいきません」 主「なんで? どうしてそう言えるの?」 ゾ「それは世の中、腐った奴らばかりですから」 主「自分で言っちゃうんだ……」
905 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/07/23(日) 12:18:08.60 ID:SetiCUE00 ――ふと思い出した。 まだ妹の血色もよくって、目も二つあって、その辺の女の子と何も変わらなかった頃。 「テレビゲームばっかりやってたら目が悪くなるよ!お兄ちゃん!」 「ちょっとまってwあとちょっとだから。」 「ねぇ、その猫背の敵何?」 「んー?ゾンビ。死んでるのに動いてるんだぞ。」 妹は不思議そうにゲームの画面を横から覗き込んだ。 画面のゾンビは蛆虫を垂らしながら、ボシャッと倒れる。 「わ、倒れた。死んだの?」 「うーん。死んだってことになるのかな…。ゾンビになってる時点で死んでるからな…」 「からだが、壊れたの?」 「うん。たぶん。」 形があるものはいつか無くなるから。そんな言葉で繋いだ気が、した。 そんな言葉よりも。 「ねぇねぇ、私が死んだらゾンビになって帰って来るからね!」 ―――冗談半分にそう言った、妹の言葉が何故か鮮明に耳に残ってた。
1001 :1001:Over 1000 Thread  *     +    巛 ヽ             〒 !   +    。     +    。     *     。       +    。  |  |    *     +   / /   イヤッッホォォォオオォオウ!        ∧_∧ / /       (´∀` / / +    。     +    。   *     。       ,-     f       / ュヘ    | *     +    。     +   。 +        このスレッドは1000を超えました。      〈_} )   |                                次スレも…VIPクオリティ!!         /    ! +    。     +    +     *         http://ex16.2ch.net/news4vip/        ./  ,ヘ  |  ガタン ||| j  / |  | ||| ――――――――――――